ビオトープとは、生物の生息場所や生息空間、生命連鎖空間などと訳されていますが、具体的にいうとホタルの生息している(最小限の)環境をイメージするとわかりやすいかもしれません。
ビオトープ管理士は、このような生物の生息空間についての法制度に関する知識や技術、倫理観などの専門知識を持った者に与えられる資格です。
近年では、官公庁や各地の自治体での入札条件や技術者の評価基準として採用されるケースが増えています。
資格は、ビオトープ計画管理士とビオトープ施工管理士の部門にわかれていて、各部門とも1級と2級にわかれています。
受験資格
1級:要実務経験(学歴により必要とされる実務経験が変わります。)
2級:制限なし
試験内容
<1級、2級共通>
共通科目:生態学、ビオトープ論、環境関連法(択一問題)
専門科目:計画部門、施工部門 (択一問題)
<1級>
記述問題、小論文、口述試験
<2級>
小論文
受験料
1級:11,000円
2級:7,000円
試験地
全国14箇所
問い合わせ先
財団法人 日本生態系協会
〒171-0021
東京都豊島区西池袋2-30-20 音羽ビル
tel:03-5951-0244
http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/activity/biokan/