現代社会では仕事や生活に強い不安を抱えやすく、ストレスに晒される機会が増加傾向にあります。
メンタルヘルス・マネジメントとは「心の健康管理」という意味合いで使われていますが、働く人たちが心に不調を訴えることを未然に防ぎ、明るい職場づくりをめざす役割を担う人材として、この資格は有効です。
試験はⅠ種からⅢ種まで分かれていて、Ⅰ種になると合格率が10%台とかなり難易度が高くなっています。
受験資格
制限なし
試験内容
<Ⅰ種>
- 企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
- メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- 人事労務管理スタッフに求められる能力
- メンタルヘルスケアに関する方針と計画
- 産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
- 相談体制の確立
- 教育研修
- 職場環境等の改善
<Ⅱ種>
- メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- 職場環境等の評価および改善の方法
- 個々の労働者への配慮
- 労働者からの相談の方法(話の聴き方、情報提供および助言の方法等)
- 社内外資源との連携と労働者のプライバシーへの配慮
- 心の健康問題をもつ復職者への支援の方法
<Ⅲ種>
- メンタルヘルスケアの意義
- ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
- セルフケアの重要性
- ストレスへの気づき方
- ストレスへの対処、軽減の方法
試験はマークシート方式、Ⅰ種のみ論述試験有り
受験料
Ⅰ種:10,500円
Ⅱ種:6,300円
Ⅲ種:4,200円
試験日
3月、11月(11月はⅠ種は無し)
試験地
札幌、仙台、新潟、さいたま、千葉、東京、横浜、浜松 、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡
問い合わせ先
メンタルヘルス・マネジメント検定試験センター
京都府京都市下京区五条通烏丸東入松屋町438番地 MCビル3階
tel:06-6944-6141
http://www.mental-health.ne.jp/