准看護師は、国家資格ではなく知事免許になります。看護業務を医師または看護師の指示を受けて行なうという規定がありますが、日々行なっている看護業務については看護師と准看護師で大きな違いはありませんが、給与等で差がつきます。
准看護師の制度は戦後の看護師不足を補うためにできたもので、正看護師の数が増えてきた現在では、この制度の廃止も検討されています。
受験資格
- 文部科学大臣の指定した学校において2年の看護に関する学科を修めた者
- 都道府県知事の指定した准看護師養成所を卒業した者
- 文部科学大臣の指定した学校において3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた者
- 厚生労働大臣の指定した看護師養成所を卒業した者
- 外国の看護師学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において看護師免許に相当する免許を得た者で、厚生労働大臣が前記(3)又は(4)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
- 外国の看護師学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において看護師免許に相当する免許を得た者のうち、前記(5)に該当しない者で、厚生労働大臣の定める基準に従い、都道府県知事が適当と認めたもの
試験内容
人体の仕組みと働き、食生活と栄養、薬物と看護、疾病の成り立ち、感染と予防、看護と倫理、患者の心理、保健医療福祉の仕組み、看護と法律、基礎看護、成人看護、老年看護、母子看護及び精神看護
受験料
6,900円
試験日
2月中旬
試験地
各都道府県
問い合わせ先(東京都の場合)
東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/shikaku/jyunkan_t/youkou/
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