遺品整理士

遺品

遺品整理士とはどんな資格?

遺品整理士とは、一般社団法人 遺品整理士認定協会が認定する民間の資格です。

遺品整理士は、故人が残していった思い出の品を単に処理をするのではなく、「供養」という観念を持った上で、遺族に寄り添った形での遺品の整理を行う仕事です。また、遺品の整理にあたり、廃棄物、あるいはリサイクル品を正しい知識を持って、適正に処理を行うための知識も学ぶ必要があります。

遺品整理士の将来性

空き家問題が年々深刻になりつつある今のご時世では、亡くなった方の遺品を的確に整理することは、社会的にも非常に意義のある仕事の一つと言えるでしょう。

遺品の整理には、リサイクルや不法投棄問題など、地球環境への影響とも密接に関連しているので、これからの時代には、益々遺品整理士の仕事には注目が集まることが予想されます。

遺品整理士という仕事は新しいジャンルの仕事になりますが、これまでは、廃品回収業者やリサイクルショップなどのその役割をカバーしてきましたが、これらの業種では、故人が大事にしてきた品を故人や遺族に失礼のないよう扱ったり、遺族の気持ちに寄り添うという観念が足りないケースも多く、タダの物として扱われてきました。

高齢化社会が進む日本では、遺品を処分するだけの業者ではない、遺品整理の専門家としての有資格者の需要が増えてくると予想されます。

遺品整理士の就職先や独立開業

遺品整理士の資格取得者の就職先としては、遺品整理業を専門に行なっている業者はもちろんですが、運送業やリサイクル業者、便利屋さん、リフォーム業、不動産業などの業種でも求人を行なっている場合があります。

現状ではまだ認知度が低いですが、今後は上記にあげた業種で求人募集が増えてくると予想されます。

また、市場の広がりを考えると、独立開業という展望も大いにありますが、遺品整理士の資格を取っただけですぐに独立開業は厳しいと思われます。なぜなら、遺品の整理には、廃棄物処理(正確には一般廃棄物処理運搬許可)や古物商の許可なども必要ですし、処理のノウハウも必要になります。

すでに廃棄物やリサイクル関係のお仕事に就いている方なら、遺品整理士の資格もすぐに活かされるでしょうが、そうでない場合は、一度就職などして経験を積むのが賢明でしょう。

難易度

簡単

遺品整理士の資格を取得するには、「遺品整理士養成講座」を受講して、課題のレポートを提出します。課題に合格すると遺品整理士の認定証書が発行されます。

講座の受講期間の目安は2ヶ月くらいです。

受講資格

誰でも受講可能

講座のカリキュラム

  • 第1部 遺品整理・遺品整理業とは
    • 第1章 遺品整理とは何か
      1. 遺品整理とは何か
      2. 遺品整理業はどのような仕事
      3. 業界として、需要がなぜ増えてきているのか
    • 第2章 専門家が今、必要とされる理由とは
      1. 求められている専門家とは
      2. 専門家が必要とされているのは、なぜ
      3. 需要増加による、悪徳業者の存在
    • 第3章 取り巻いている、様々な社会問題
      1. 遺品整理に関わる、様々な社会問題
      2. 孤立死の増加
      3. 核家族化・高齢化による影響とは
  • 第2部 遺品整理を行うためには
    • 第1章 実務を行っていく上で必要なこと
      1. 実務を行うときの心構え
      2. 大切にしたい“気持ち”とは
    • 第2章 行われている“実際の実務”とは何か
      1. 遺品整理の流れとは
      2. 遺品の供養の大切さ
    • 第3章 作業を行う上での留意点
      1. 実務を行う上で、気をつけなくてはならないこと
      2. 行政や一般廃棄物収集運搬業者との関わりについて
      3. 消臭業者とのつながり
      4. “供養”への正しい認識とは
    • 第4章 法規制との関わりについて
      1. 家電リサイクル法との関係性
      2. リサイクル品としての取り扱い
      3. 正しい廃棄物収集運搬の認識
      4. より円滑に業務を進めていくためには
  • 第3部 事例研究
    • 第1章 事例研究について 

受講料

25,000円(税込)

※合格後に、会費(認定手続き含む)5,000円(2年間)がかかります。

講座・教材

問い合わせ先

一般社団法人 遺品整理士認定協会

〒066-0009
北海道千歳市柏台南1-3-1 千歳アルカディア・プラザ4F